コーデックス(食品の国際規格)
3.コーデックス規格にはどんな種類があるのか?
大別して3種類のコーデックス規格があります。
- コーデックス・スタンダードといわれる食品規格。
- リコメンデーションといわれる勧告、たとえば「勧告(推薦)食品衛生規範」など。
- ガイドライン
これらはいずれもコーデックス規格ですが、
(1)はいわゆる規格基準を決めるためのもの。
(2)はこのようにするのが望ましいという勧告で、衛生規範が主体です。
(3)は文字通りのガイドラインで、一部の表示、HACCPの実施方法などがあります。
また、食品添加物についてはJECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門家部会)、残留農薬についてはJMPR(FAO/WHO合同残留農薬会議)の会議の結果をそれぞれの部会で審議のうえ、コーデックスの規格を作成するという大きな力を持っています。