歴史館 > 資料室「日本の食品衛生の歴史(平成元年(1989年)〜現在)」
幼稚園で、腸管出血性大腸菌O157による食中毒発生。
岡山県で2人死亡。広島、愛知などで集団発生。その後も全国で多発。
堺市では10,322人発症、8人死亡。
堺市では10,322人発症、8人死亡。
しょうゆ漬けイクラで49人が発症、腸管出血性大腸菌O157を検出。製造所での不十分な衛生管理が原因。
川崎市の子ども会行事に参加した子ら13人が食中毒様症状、共通食であるイカ乾製品からサルモネラを検出。患者1,634人、全国46都道府県で発生報告。
原因は、製造中に停電が発生したため黄色ブドウ球菌が増殖し、エンテロトキシンが産生された脱脂粉乳を、廃棄せず再利用したことによる。患者数1万4,780人に達する大規模食中毒に。
国内初のBSE感染牛が発見された。
BSE感染牛発生に伴い行われた国の国産牛肉買取り事業を悪用し、複数の食肉卸業者が輸入牛肉を国産牛肉と偽り補助金を詐取。販売店での牛肉の産地偽装販売なども発覚。
中国産輸入冷凍ほうれん草から基準値を超える農薬クロルピリホスが検出されるケースが相次ぎ、14年7月から輸入自粛措置。
米国で初のBSE感染牛が発見され、米国の牛肉等を全面輸入停止。
北海道で豚の内臓を食べた6人がE型肝炎に集団感染し、そのうち1人が死亡した。
中国製の冷凍餃子に有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が従業員により混入される事件が発生。
小麦・そば・卵・乳・落花生(ピーナツツ)に加え、7品目の表示が義務化された。
加熱不十分な加工肉を食べ食中毒事件が発生。
ユッケを食べた5人が死亡した。この事件をきっかけに牛レバーの生食が禁止された。
札幌市で、浅漬を原因とした患者数169人、死者8人の食中毒事件が発生した。この事件をきっかけに、漬物の衛生規範が改正された。
原則、全ての食品等事業者にHACCPが義務化された。
京都府で加熱不十分な食肉(レアステーキ)を食べ、そのうち1人が死亡する食中毒事件が発生。
特定原材料が8品目になった。
工場内の青カビが培養段階で混入し「プペルル酸」などの化合物がつくられたと推定される。