ここでは食品に関連する「化学物質」をテーマにしています。
化学物質には、さまざまなものがありますので、ご紹介します。
化学物質には、わたしたちの生活に欠かせないものもありますが、体内に取り込みすぎると害になってしまうものもあります。化学物質を使うには、効果が得られる適切な量と、有害となる量を正しく理解しておくことがたいせつです。
生き物のなかには、毒を持つ動物や植物が数多くいます。これらの毒による食中毒
は、命に関わるほど危険な場合もあります。そのため、毒があるかどうかを正しく判断できる知識を持った人が、「食べられるかどうか」をしっかり確認してから食べることがとても大切です。
食物アレルギーとは、本来であれば体に害を与えない食べものを、体が異物と勘違いして、体を守るために過敏に働いてしまう現象です。少ない量でも症状が出ることがあり、呼吸困難や意識障害などを起こし、命に関わることもあります。