化学物質・自然毒・アレルギータワー > アレルギールーム「アレルギーってなに?」
食物アレルギーとは、わたしたちの体が食べものに含まれるタンパク質を、体に害があるものと勘違いをしてしまい、体を守るための免疫反応が過剰に働いてしまう現象です。
少ない量でも症状が出ることがあり、じんましんやかゆみ・鼻水・吐き気・頭痛などが主な症状ですが、ひどい場合は呼吸困難や意識障害など、命に関わることもあります。
生まれつきのものと、成長する間に起きるものがありますが、これは体質によるもので、好き嫌いとはちがいますので、食べられないものは無理に食べないようにしましょう。
症状が出やすい、症状が重くなる食品は以下になり、日本では「特定原材料」と「特定原材料に準ずるもの」の2種類にわけられていますが、これ以外にもアレルギーになる食材は人それぞれあります。
◇特定原材料
加工食品に使用されていたら食品の容器やラベル(食品表示)に絶対に書かなければいけないもの
◇特定原材料に準ずるもの
食品に使用されていたら、なるべく書いたほうがいいもの
@病院で調べてもらう
何かを食べて体調が悪くなったら、病院で調べてもらいましょう。
A食品の表示を確かめる
自分が食べるものの食品表示を見て、自分がアレルギーを発症してしまう食べものが入っていないか確認してから食べるようにしましょう。
B学校に知らせておこう
学校や周りの人にも知らせておきましょう。給食では、アレルギーのある子どもにはアレルギー食品を除外したものが用意されますが、それ以外を食べるとき(おかわりするときなど)には、特に注意してください。