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食品を安全にする5つの鍵 -食品をより安全にするための5つの鍵マニュアル-

食品を安全にする5つの鍵

WHOが発表した「食品をより安全にするための5つの鍵」をご存じですか?
私たち一人一人が食品を安全に取扱うための意識を向上させることが大切です。

  1. 清潔に保つ
  2. 生の食品と加熱済み食品とを分ける
  3. よく加熱する
  4. 安全な温度に保つ
  5. 安全な水と原材料を使用する

2015年、WHOは世界保健デーにあわせて、「食品をより安全にするための5つの鍵」のアニメーションを作成し、WHOのホームページに公表しています。

(概要)食品には小さくて活発な生き物、微生物というものがいます。微生物にはいろいろな種類があり、食品、ヨーグルトなどの製造に関わる良い菌などがあります。その一方で、食品を腐らせてしまう微生物も存在します。でも、こういった微生物の多くは有害ではありません。注目すべきは、見た目やにおいを変えることなく危険を及ぼす微生物があり、注意しなければいけません。これらを病原微生物と呼んでいます。これらは腹痛や嘔吐や下痢や発熱、そして、時には死をもたらすことがあります。こういった微生物は食品中で最適な温度、時間、水分が与えられると急速に増殖します。そうはいっても、病原微生物については予防が可能であり、弱いものなのです。それはシンプルな5つの方法で制御することができます。これらは家族やあなた自身を守るルールで、食品安全のための5つの鍵と言っています。 まずは、汚染を防ぐために手や器具を清潔に保つ。 交差汚染を防ぐために生の食品と加熱済みのものを分ける。 微生物を殺すために十分加熱する。 細菌が増えるのを防ぐために、食品を60℃より高温か、5℃より低温に保つ。 最後に、汚染を防ぐために清潔な水や原材料を使う。 あなたも家庭でこの5つの鍵を実践することで、あなた自身と家族を食中毒から守ることができます。この鍵を使ってください。あなたにも食中毒を防ぐ役割があります。

 

WHOが発表した「食品をより安全にするための5つの鍵」の簡単な概要を紹介します。

1.「清潔に保つ」

衛生的な手洗いを必要なタイミングで行いましょう。まな板・包丁などの調理器具の洗浄・消毒を行うとともに、虫やネズミから調理場を守りましょう。

2.「生の食品と加熱済み食品とを分ける」

生の肉や魚は他の食材と分けて取り扱いましょう。
まな板・包丁などの調理器具は加熱済み食品用など用途別の区別を!

3.「よく加熱する」

加熱が必要な食品はよく加熱しましょう
調理済み食品もよく再加熱を!!

4.「安全な温度に保つ」

調理済み食品を室温に二時間以上放置しない
温かいものはあたたかい状態で。冷たいものは冷たい状態(冷却)で。

5.「安全な水と原材料を使用する」

野菜や果物など生で食べる食材をよく洗いましょう。
消費期限をすぎたものは食べないようにしましょう。

ダウンロード

食品をより安全にするための5つのKEY(鍵)のポスターとマニュアル(日本語版)は、下記(国立医薬品食品衛生研究所)よりダウンロードください。
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/microbial/5keys/who5key.html