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病原大腸菌(下痢原性大腸菌)

病原大腸菌(下痢原性大腸菌)特徴
発病のしかたにより、6つのカテゴリーに分類
そのうち腸管出血性大腸菌(O157など)は三類感染症に指定されている

汚染・感染経路・原因食品
ヒト、動物の糞便、特に腸管出血性大腸菌はウシの糞便
糞便に直接・間接的に二次汚染されたさまざまな食品

発病までの時間・症状
発病までの時間:3〜8日(菌種により異なる)
症状:下痢、腹痛、発熱、おう吐
腸管出血性大腸菌O157は溶血性尿毒症で症候群や脳症を発症し、死亡例もみられる

予防のポイント
  • 他の細菌性食中毒と同様、調理器具、手指からの二次汚染防止
  • 食材の低温管理
  • 食肉の加熱は中心部まで75℃1分間以上
  • 生野菜はよく洗浄
  • 調理や飲用水などとして、未殺菌の水を使用しない
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