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手洗いマイスター制度要綱

1.目的

1.目的

「食品衛生の基本は手洗い。手洗いに始まり手洗いに終わる」というフレーズは食品を取り扱う人にとって良く認識されている一方、近年の食中毒の動向は、人の手を介した二次汚染による食中毒が増加している。

こうした時勢の中で、食中毒を未然に防ぐために食品等事業者による自主衛生管理の徹底が急務であり、特に食品を汚染させないための効果的な手洗いを維持継続し習慣化することが重要である。

食品取扱者に手洗いの意義や根拠に基づく手洗い手順、環境整備の必要性について、食品衛生指導員活動を通じて普及啓発することで食中毒の未然防止を図ることを目的とし、所定のカリキュラムを修了した食品衛生指導員に対し、「手洗いマイスター」の称号を付与し、地域における手洗い指導の中核をなす人材を育成するものとする。

2.資格

日本食品衛生協会が行う、若しくは日本食品衛生協会理事長が承認した各支部が行う手洗いマイスター認定講習会を修了した者。

3.業務

手洗いマイスターは地域における手洗い指導の中核として、巡回指導をはじめとした食品等事業者に対する衛生指導の一環として指導を行う。

また、消費者が手洗いを通じて食品衛生の重要性について知識、理解を深められるよう啓発活動を行う。

(付則)

  1. この要綱は、平成27年4月1日制定し、施行する。