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HACCP(HACCPの各国の導入状況)

2.HACCPの各国の導入状況

米国
  • 1997年より、州を越えて取り引きされる水産食品、食肉・食鳥肉及びその加工品、飲料について、順次、HACCPによる衛生管理を義務付け。
  • また、2011年1月に成立した「食品安全強化法(FSMA)」は、
  1. 米国内で消費される食品を製造、加工、包装、保管する全ての施設のFDAへの登録とその更新を義務付けており、
  2. また、対象施設においてHACCPの概念を取り入れた措置の計画・実行を義務付けている。
EU
  • 一次生産を除く全ての食品の生産、加工、流通事業者にHACCPの概念を取り入れた衛生管理を義務付け(2006年完全適用)。
  • なお、中小企業や地域における伝統的な製法等に対しては、HACCP要件の「柔軟性」(Flexibility)が認められている。
カナダ
  •  1992年より、水産食品、食肉、食肉製品について、順次、HACCPを義務付け。
オーストラリア
  • 1992年より、輸出向け乳及び乳製品、水産食品、食肉及び食肉製品について、順次、HACCPを義務付け。
韓国
  • 2012年より、魚肉加工品(蒲鉾類)、冷凍水産食品、冷凍食品(ピザ類、饅頭類、麺類)、氷菓子類、非加熱飲料、レトルト食品、キムチ類(白菜キムチ)について、順次、HACCPを義務付け。
台湾
  • 2003年より水産食品、食肉製品、乳加工品について、順次、HACCPを義務付け。
その他
  • ロシア、メキシコ、ヴィエトナムにおいて、HACCPの導入を模索中。
  • また、中国、インド、タイでは、輸出食品にHACCPを義務付け。

平成27年2月 厚生労働省食品安全部監視安全課HACCP企画推進室「HACCP導入普及推進の取組」より
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000076152.pdf