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理事長就任にあたって

三田 芳裕

公益社団法人日本食品衛生協会
理事長  三田 芳裕

 当協会の事業運営に関しましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 令和7年6月20日(金)に開催されました公益社団法人日本食品衛生協会臨時理事会において、新理事長を拝命いたしました三田芳裕でございます。
 就任にあたり皆さまにひと言ご挨拶申し上げます。
 当協会は、昭和23年に食品衛生法が施行されたことを受け、全国で食品の製造、販売等にかかわる食品等事業者が自主的に食品衛生への理解を深め、衛生管理および衛生技術の充実や向上を目的として設立され、各種事業等を通じて、国民の食の安全を守り、健康増進を推進している団体です。
 その団体の長である「理事長」という大任をお受けいたしましたからには、はなはだ微力ではございますが、全国の食品衛生協会の先頭に立ち、公益法人として、公益目的事業を積極的に展開し、食品等事業者の食品衛生の向上に貢献するとともに、国民の食の安全に寄与すべく全力を傾注する所存です。
 現在、食品衛生協会を取り巻く環境は厳しいと承知をしております。
 食協会員の減少問題や食品衛生指導員の高齢化や後継者問題、地域食協の運営難など課題が山積しております。
 今年度、日食協では初の試みとして、公益社団法人ACジャパン支援キャンペーンの採択を受け、テレビCMやラジオ、公共交通機関の中吊り広告など「手洗い」をテーマにした食中毒、感染症予防の啓発事業に取り組んでおります。
 また、これまで実施している食品衛生推進のための人材の育成、調査研究、講習会やセミナー開催、webや出版物による情報発信など、さまざまな事業についても都道府県市食品衛生協会や特別会員、関係団体等とも連携し推進を図ってまいります。
 引き続き、理事の皆さまをはじめ、都道府県市食品衛生協会役員の皆さまのご意見を拝聴し、行政機関とも連携を密にし、さまざまな課題解消に向け取り組む所存です。
 都道府県市食品衛生協会におかれましても、これまで以上に自治体や保健所等の担当官との連携を密にしていただき、さらなる食品衛生の確保・向上と食品衛生協会の体制強化に資するようご理解とご協力をお願い申し上げます。
 結びに、鵜飼前理事長におかれましては、長きにわたり日本食品衛生協会の発展に尽くされましたことに感謝と敬意を表し、理事長就任の挨拶といたします。

組織

当協会は、各都道府県市を活動地域とする食品衛生協会(59団体)、保健所管内を活動地域としている食品衛生協会(685団体・令和6年3月31日現在)と連携して、公衆衛生の向上を目的とした各種事業を展開しています。

日本食品衛生協会 組織図 日本食品衛生協会 組織図