ノロウイルス食中毒を予防するためには、食中毒予防と二次感染対策が重要です。
ノロウイルスは人の腸管内でしか増殖しないので、食中毒予防三原則(つけない、ふやさない、やっつける)の内、「つけない」と「やっつける」が重要になり、更に調理・製造施設に「持ち込まない」ことも重要です。特に調理施設などでは盛付作業の際に手指を使うことが多いので、手洗いの方法、タイミング、手袋の使用方法も重要となります。
ノロウイルスによる食中毒の原因の約8割が人を介して食品を汚染することに起因しています。トイレを利用した後、作業がかわるつど丁寧な手洗いを行い、盛付作業などの際も手袋を活用し、衛生的に食品を扱いましょう。(ポスター「食中毒・感染症を防ぐ! 衛生的な手洗い」) 。
また、ノロウイルスは、非常に小さく軽いウイルスで、乾燥すると空気中を浮遊します。急な吐き気でトイレに間に合わず、その場でおう吐することが殆どで、吐しゃ物を適切に清掃しないと、ウイルスが浮遊して人の衣服や手に付着して、結果、食材を汚染させてしまいます。吐しゃ物の清掃についても十分な注意が必要となります。
「やっつける」ためには、加熱が最も確実な方法です。食材の中心部まで十分に加熱するよう心掛けましょう。
また、調理施設等に「持ち込まない」ためには、調理従事者の健康管理を行い、下痢などの症状がある方は、直接食品に触れる作業は行わないようにしましょう。

